本記事では、表記ゆれの概要と、具体的な対策方法を解説します。
- 表記ゆれの具体例が知れる
- 表記ゆれの具体的な対策方法3つがわかる
- 表記ゆれが及ぼすデメリットがわかる
先日僕は、こんなツイートをしました。
✅表記ゆれは、コンテンツの質が下がる
表記ゆれが目立つ文章は、正直読みづらいです。
文章が読みづらいと内容もわかりにくくなりますし、ユーザビリティも下がるので、当然SEO的にもマイナスですね…
狙いのキーワードが表記ゆれすると、評価も分散するので基本はデメリットしかないです😑
— みなと@Webマーケ×副業ブログ (@mitasaki_minato) April 12, 2020
表記ゆれは、コンテンツの質が下がる。表記ゆれが目立つ文章は、正直読みづらいです。文章が読みづらいと内容もわかりにくくなりますし、ユーザビリティも下がるので、当然SEO的にもマイナスですね…。狙いのキーワードが表記ゆれすると、評価も分散するので基本はデメリットしかないです。
上記の通りで、表記ゆれは早めの対策が必要です。
この記事を書いている僕は、本業でWebマーケターをしており、企業メディアサイトの監修やSEO担当なんかをしてます。副業ブログでも月収10万円くらい稼いでおり、ブログは割と得意です。
そんな僕が、ブログ初心者向けに表記ゆれに関する全知識を解説します。
表記ゆれとは
表記ゆれとは、ひとつの意味を文字で表すときに、複数の表記が入り乱れている状態のことをいいます。
簡単な例をだすと、「猫とネコ」「僕と私」とかですね。
結論ですが、表記ゆれはデメリットしかないです。なぜなら、表記ゆれがある文章は読みにくいから。
まずは、表記ゆれしている例文を読んでみてください。
僕は一昨日、街中でネコを見かけました。猫好きな私はつい興奮してしまい、その場でねこと20分くらい遊んでしまいました。2日前のことを思い返すと、ぼくはいまでもニヤけてしまいます。
表記ゆれポイントは、
- 「僕」「ぼく」「私」
- 「猫」「ネコ」「ねこ」
- 「一昨日」「2日前」
この例文は割と短いほうですが、文章が長くなるにつれて表記ゆれによる読みにくさは顕著に現れます。
表記ゆれしてる単語は同じ意味なのかどうかを判断しながら文章を理解しなければいけないので、読者からすると相当な負担になりますね。
表記ゆれとSEOの関係性
表記ゆれしている文章は、SEO的にはマイナス評価です。
理由は、ユーザービリティが下がるから。
上述しましたが、表記ゆれがある文章は、とにかく読みづらい…
離脱率や直帰率にもつながりますので、SEO的には悪影響と言えます。
また、表記ゆれは評価の分散にも直結します。

上記画像は、「スマホ 依存」と「スマートフォン 依存」の検索結果でして、両者に違いがあることがわかりますね。
このように、表記ゆれすると検索結果が異なるケースがあります。
狙いのキーワードでSEO対策を行うときに表記ゆれがあると、評価が分散されるので要注意です。
表記ゆれの具体例
表記ゆれの具体例をいくつか紹介します。
表記ゆれ①:漢字や送り仮名
漢字表記や送り仮名による表記ゆれのケースです。
- 犬・イヌ
- 人・ひと・ヒト
- 深掘り・深掘
- 癌・ガン
- 渡辺・渡邉・渡邊
- 行う・行なう
- 表記ゆれ・表記揺れ
表記ゆれ②:カタカナ表記
カタカナ表記でも、よく表記ゆれしている記事をみかけます。
- シミュレーション・シュミレーション
- サーバー・サーバ
- ベット・ベッド
表記ゆれ③:英語表記
英語表記と日本語表記をごっちゃにしたり、大文字と小文字がごっちゃになるケースです。
- Web・WEB・ウェブ
- Google・グーグル
- Yahoo・ヤフー
表記ゆれ④:略称と正式名称
略称と正式名称でも、表記ゆれが起こります。
- スマホ・スマートフォン
- バイト・アルバイト
- ディズニー・ディスニーランド
- ネット・インターネット
表記ゆれ⑤:数字
数字による表記ゆれは、意外と見逃しがちです。
- 1年・一年・1年
- 1000円・1,000円・千円
表記ゆれの対策方法
ここからは、表記ゆれしないための、具体的な対策方法を紹介します。
- 表記のルールを設ける
- 完成した文章を読み返してチェックする
- 表記ゆれチェックツールを利用する
ひとつずつ解説します。
その①:表記のルールを設ける
表記ゆれの対策には、まず一定のルールを設けることが有効です。
単語ごとに、漢字で表記するのかカタカナで表記するのか、送り仮名はどうするのかなど、事前にルールを作りましょう。
一度決めたルールは、エクセルなどで管理しておくと便利かなと。
僕の場合は、そこまで細かくルールは設定していませんが、
- 数字は半角にする
- 一人称は「僕」
という絶対的なルールは設けています。
その②:完成した文章を読み返してチェックする
表記ゆれした状態で記事が公開されないように、完成した文章を一度読み返して表記ゆれがないかチェックすることが重要です。
ブロガーのみなさんなら、必ず記事を公開する前に、誤字・脱字の確認やクオリティチェックをしていると思いますが、このとき表記ゆれがないかもチェックしておきましょう。
結局は、目視での確認が一番対策になるかなと。
文章の校正について、詳しくまとめた記事もあるので、暇なときにぜひどうぞ。
ブログ記事の校正ポイントを完全網羅【全14個/SEOとライティング】
その③:表記ゆれチェックツールを利用する
表記ゆれをサクッとチェックできる無料ツールが存在します。
おすすめは「文章校正と表記ゆれチェックツール」というGoogleChromの拡張機能です。
拡張機能を導入して、右上のボタンをクリックするだけで表記ゆれを自動でチェックしてくれます。

目視による確認と、チェックツールを使うことで、確実に精度があがります。
表記ゆれの具体例と対策方法:まとめ
表記ゆれについて、まとめです。
- 表記ゆれとは、複数の表記が入り乱れている状態のこと
- 表記ゆれはデメリットしかない
- 表記のルールを設けて、目視の確認で対策する
表記ゆれは、SEOにも影響するものなので、しっかりと対策しましょう。
今日はここまで。お疲れ様でした。
モノを売るための本質を理解して、消費者にセールスをかける”漆黒のマーケティング”を公開中。
僕は本業でWebマーケティングをしており、そこで培った知識・ノウハウを詰め込みました。