本記事では、低品質コンテンツの見つけ方と対処方法について解説します。
- 低品質コンテンツの見つけ方2つを紹介
- さらに低品質コンテンツの対処方法も解説
先日僕は、こんなツイートをしました。
✅低品質コンテンツは早急に対処すべき
基本は、リライトが一番。
その記事が狙っているキーワードで、上位表示されてる記事の構成(見出し)をチェックするのが手っ取り早いですね。
とはいえ、記事自体が不要であれば、noindex設定か削除もあり。
どちらにせよ、早めの対処が重要😑
— みなと@Webマーケ×副業ブログ (@mitasaki_minato) April 12, 2020
低品質コンテンツは早急に対処すべき。
基本は、リライトが一番。その記事が狙っているキーワードで、上位表示されてる記事の構成(見出し)をチェックするのが手っ取り早いですね。とはいえ、記事自体が不要であれば、noindex設定か削除もあり。
どちらにせよ、早めの対処が重要。
上記の通りで、低品質コンテンツは早めに対応すべきです。
この記事を書いている僕は、本業でWebマーケターをしており、企業メディアサイトの監修やSEO担当なんかを受け持っています。なので、サイト分析やSEO対策には、それなりに詳しいです。
低品質コンテンツとは
低品質コンテンツとは、有益な情報が記載されておらず、読者の求める回答がない記事のことです。
もっと具体的にすると、次の項目に該当する記事のこと。
- 文字数が少なく、情報が網羅されていない
- E-A-T(専門性・権威性・信頼性)のレベルが低い
- 記事内容の情報が薄い、間違っている
- 他の記事の記載内容と類似していて、オリジナリティがない
- コピーコンテンツ
- 記事全体が読みにくく、ユーザビリティが著しく低い
- 広告ばかり貼られている
そして、低品質コンテンツは、すべてGoogle独自のアルゴリズムで判断されます。
低品質コンテンツはSEO的にマイナス評価を受ける
当然ですが、低品質コンテンツがあるブログは、SEO的にもマイナスの評価を受けます。
理由は、Googleは「ユーザーファースト」を掲げており、ユーザーにとって利便性が悪く、価値がないブログは必要ないから。
全体でみるとブログの品質が高くても、ひとつの記事が低品質の評価を受けると、ブログ全体の評価にも影響を与える可能性があります。(非常にもったいない…)
なので、ブログで成果を出すためにも、ユーザーにとって不要な低品質コンテンツを、自分のブログから徹底的に排除する必要があります。
低品質コンテンツの見つけ方
それでは、低品質コンテンツの見つけ方を解説します。
低品質コンテンツは、感覚で見つけるのではなく、数値(データ)で見つけることが重要。
見つけ方は、主に2つ。
- Googleサーチコンソールを利用
- Googleアナリティクスを利用
どちらもGoogle公式のツールでして、当然無料で使えます。
ひとつずつ、解説していきますね。
その①:Googleサーチコンソールを利用
Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」で確認します。
このとき、見るべき指標は4つありまして、それぞれの数値が下記に概要する場合は低品質コンテンツとして判断すべきです。

- クリック数:1桁
- 表示回数:100以下
- CTR(クリック率):1%未満
- 掲載順位:50位以下
僕の場合は、3つ以上当てはまる記事から、対処していきます。
下記のケースだと、赤枠部分ですね。

Googleサーチコンソールを、まだ設定していない方は、下記記事を参考に設定してみてください。
WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する手順【簡単3ステップ】
その②:Googleアナリティクスを利用
もう一つの見つけ方は、Googleアナリティクスを使った方法です。
Googleアナリティクスの「行動」>「サイトコンテンツ」>「すべてのページ」で、サイト全体の数値を確認します。(期間は1ヶ月に設定するのが、おすすめです)

このとき、見るべき指標は3つあり、それぞれの数値の目安は下記の通りです。
- 平均滞在時間:1分未満
- 離脱率:80%以上
- 直帰率:80%以上
上記に当てはまるページは、Googleから低品質コンテンツと評価される可能性があるので、早めの対処が必要です。
低品質コンテンツの対処方法
上記の方法で低品質コンテンツを見つけたら、あとは対処してコンテンツの品質をあげましょう。
具体的な対処方法は、2パターンあります。
- 記事をリライトする
- noindex設定・記事を削除する
ひとつずつ、詳しく解説していきます。
対処方法①:記事をリライトする
リライトとは、既存記事を書き直したり修正を加えることで、より品質の高い記事へ作り直す作業のことです。
リライトする際に重要なのが、「競合サイトの分析」。
上位表示されている競合サイトの「タイトル」や「記事の構成」を確認して、自分の記事に足りない要素がないかを探します。
上位表示されているサイトは、イコールGoogleから評価されているということなので、足りない部分は自分の記事にも積極的に取り入れましょう。
詳しくは下記記事で解説しているので、ぜひ参考にどうぞ。
ブログ記事のリライトは、ブログを成長させるために必須の作業なので、ぜひ習得してください。
対処方法②:noindex設定・記事を削除する
もうひとつの対処方法は、noindex設定にする、もしくは記事そのものを削除することです。
サイト全体のテーマと関連性のない記事や、投稿してから半年以上たっても一向に評価されない記事は、削除してしまうのが手取り早いですね。
ちょっともったいない気がするかもですが、サイト全体の足を引っ張っている可能性もあるので、そこは断腸の思いで削除しましょう…
また、noindex設定をする記事の見分け方は、自然検索からの流入があるかどうかです。
内部リンクをたどることでPV数はそれなりにあるものの、自然検索からの流入が少ない記事は、noindex設定にすることをおすすめします。
Googleサーチコンソールの「クリック数」で自然検索数、Googleアナリティクスの「ページビュー数」でPV数を分析できるので、ぜひお試しください。
noindexについて
初心者向けに「noindex」について、もう少し詳しく解説します。
noindexとは、Googleのクローラーに対して「このページは検索エンジンに認識させないでください」と命令することです。
noindex設定したページは、検索エンジンから除外されるため、評価の対象外となります。
一般的に、評価して欲しくない記事をnoindex設定にします。個人ブログの場合は下記ページが該当しますね。
- 問合せページ
- 特商法やプライバシーポリシーを記載したページ
上記のページに品質もクソもありませんが、クローラーが巡回してしまうと評価対象になりかねません。なのでnoindex設定をしておきます。
noindexの設定方法は、WordPressの個別記事投稿エディタにチェックボックスがあるので、これにチェックを入れるだけでOk。

問合せページや、プライバシーポリシーのページをnoindex設定にしていない方は、この機会にぜひ設定してください。
低品質コンテンツの見つけ方と対処方法:まとめ
低品質コンテンツの見つけ方と対処方法のまとめです。
- 低品質コンテンツとは、有益な情報が記載してない記事のこと
- 低品質コンテンツは、SEOでマイナスの評価を受ける
- Googleアナリティクスとサーチコンソールの数値で見つける
- 対処方法はリライト・noindex設定・削除
低品質コンテンツがあると、ブログ全体の評価にも影響するので、早めの対処が必要です。
定期的にGoogleのツールでチェックして、記事全体の品質を高めましょう。
今日はここまで。お疲れ様でした。
モノを売るための本質を理解して、消費者にセールスをかける”漆黒のマーケティング”を公開中。
僕は本業でWebマーケティングをしており、そこで培った知識・ノウハウを詰め込みました。