本記事では、クローラビリティについて、その概要と改善方法を解説していきます。
- 「クローラビリティとは?」が解消できる
- クローラビリティの改善方法がわかる
- クローラビリティの確認方法もわかっちゃう
先日僕は、こんなツイートをしました。
ユーザビリティを意識している人はたくさんいるけど、クローラビリティを意識できてない人が多い気がする…
いくら質の高いコンテンツができても、クロールされなければ意味なしなので、ブログで成果を出したいならクローラビリティ改善していきましょ。
無料で改善する方法、ブログで解説します。
— みなと@Webマーケ×副業ブログ (@mitasaki_minato) April 5, 2020
ユーザビリティを意識している人はたくさんいるけど、クローラビリティを意識できてない人が多い気がする…。いくら質の高いコンテンツができても、クロールされなければ意味なしなので、ブログで成果を出したいならクローラビリティ改善していきましょ。無料で改善する方法、ブログで解説します。
クローラビリティは、ブログの成果にも直結する要素なので、本記事をきっかけに改善してくださいね。
ちなみに僕は本業でWebマーケターをしており、企業メディアサイトの監修やSEO対策のコンサルなんかをしてます。ついでに副業ブログで月10万円ほど稼いでます。
クローラビリティとは?
クローラビリティとは、クローラーと呼ばれるサイト情報を収集しているロボットが、リンクを辿ってサイト内を巡回する際の、Webページの見つけやすさ・認識のしやすさ・循環のしやすさ(クローリングのしやすさ)のことを表します。
まぁ簡潔に言うと、「クローラーの巡回のしやすさ」のことですね。
クローラビリティが高ければサイトを巡回しやすいし、逆に低ければ巡回しにくいってこと。
当然ですが、クローラビリティは高い方が好ましいです。
ここらへんで「?」が浮かんだ人は、まずは検索エンジンの仕組みから理解したほうがいいので、ぜひ下記記事で学習することをおすすめします!
クローラビリティとSEOの関係性
クローラビリティとSEOの関係性について、結論はクローラビリティが高ければSEO的にもプラスに働きます。
理由は、クローラビリティが高ければインデックスされるまでの期間も早まるから。
ブログ記事を更新したり既存の記事をリライトした際に、頻繁にクローラーが巡回してくれるので、その分SEOの効果も期待できます。
反対にクローラビリティが低い状態だと、どれだけSEO内部対策に力を入れても、それをGoogle(クローラー)にアピールできていないのと一緒なので、全く意味なしですよね。
このように、クローラビリティとSEOは大きく関係しています。
クローラビリティを改善する方法
では、クローラビリティを改善する方法を紹介します。
それが次の5つ。
- サイトマップを設置する
- 内部リンクを設置する
- サーチコンソールの「URL検査」を使う
- サイト全体の構造を最適化する
- パンくずリストを作る
順番に解説していきます。
方法①:サイトマップを設置する
クローラビリティを改善するために真っ先にやるべきは、サイトマップの作成と設置です。
サイトマップとは、サイト内にあるカテゴリーや記事をリスト化したデータのことでして、簡単に言うと「サイト全体の地図」みたいなものですね。
サイトマップには2種類あり、それが「HTMLサイトマップ」と「XMLサイトマップ」。
特にクローラビリティの改善に関係あるのが検索エンジン向けのサイトマップでもあるXMLサイトマップでして、これは絶対に作成すべき。
サイトマップの作成方法や設置方法については、下記記事で詳しく解説しているので、まだサイトマップを設置していない人は参考にしてください!
ブログのサイトマップ作成方法を解説【覚えるべきは2種類のみ】
方法②:内部リンクを設置する
クローラーは内部リンクを辿って、サイト内を巡回していきます。
つまり、内部リンクをうまく設置することで、クローラーはスムーズに巡回できるということ。
なので関連性の高い記事同士を内部リンクでつなげてあげるだけでも、相当巡回率が向上します。
また、内部リンクの設置はクローラビリティだけでなく、ユーザー(読者)にとっての使いやすさを示す「ユーザビリティ」の向上にも直結するので、ぜひ対策しておきたいところ。
1記事あたり、2〜3個くらいを目安に内部リンクを設置してあげましょう。
方法③:サーチコンソールの「URL検査」を使う
Googleサーチコンソールの「URL検査」という機能を利用することで、クローラビリティが改善されます。
URL検査とは、下記画像の部分ですね。

使い方は超簡単で、新規記事を更新したり既存記事をリライトしたタイミングで、対象記事のURLを入力。
入力すると次のような画面が表示されるので、あとは「インデックス登録をリクエスト」をクリックするだけ。

URL検査の役割は、クローラーに対して「入力したURL(記事)をクロールしてね〜」と呼びかける効果があります。
特に新規記事を作成した際は必須でして、最短時間で検索エンジンにインデックスさせることができます。
方法④:サイト全体の構造を最適化する
サイト全体の構造を最適化することは、クローラビリティに大きく影響します。
簡易的ですが、理想的なサイト構造のイメージは次の通り。

クローラビリティが高いサイトは、だいたいこんな感じの構造です。
大きなカテゴリーが複数あって、その中に関連の個別記事がたくさんある状態ですね。
それぞれのカテゴリーの記事数が意外と重要でして、カテゴリーによって偏りがあると、マイナスの評価をもらってしまう可能性もあります。なので、できるだけカテゴリーごとに記事数のばらつきがでないよう、心がけましょう。
方法⑤:パンくずリストを作る
最後のクローラビリティ改善方法は、パンくずリストの作成です。
パンくずリストとは、ユーザー(読者)が閲覧しているページが、サイト全体のどの位置にいるのか、どの階層にいるのかを示す案内図のようなものです。
これを設定しておくだけでも、クローラビリティ・ユーザビリティが改善されるので、とりあえず脳死で設定しましょう。
ちなみに当ブログの場合は、記事タイトルの上に設置しています。

具体的な作成方法は、下記記事でわかりやすく解説してるので、ぜひ参考にどうぞ。
クローラビリティを確認する方法
クローラビリティを確認する方法も、ついでに解説します。
確認方法は2つあります。
方法①:Googleサーチコンソールの「カバレッジ」で確認
1つ目はGoogleサーチコンソールの「カバレッジ」で確認する方法です。

クローラーがすでに巡回した(認知した)ページが、どれくらいあるのかが表示されます。
通常、記事を定期的に更新していけば、上記画像のように右肩上がりで徐々に有効ページが増加していきます。
もし記事を更新しているのに、有効ページが一向に増えない場合は、クローラビリティが低い状態にあるので、すぐに改善をおすすめします…
方法②:検索エンジン上で確認
クローラビリティは、検索エンジン上でも確認できます。
確認方法は、検索窓に「site:(対象ページURL)」を入力して、検索をかけるだけ。
もしクローラーが巡回済みで、対象ページがインデックスされている場合は、検索結果に表示されます。

反対に、記事を公開しているにも関わらず、検索結果に表示されなかった場合は、まだクローラーが巡回していない状態なので、すぐに「URL検査」を使うなりしてクローラーを呼び込みましょう。
クローラビリティとは:まとめ
クローラビリティについての、まとめです。
- クローラビリティとは、クローラーの巡回のしやすさのこと
- 改善方法は5つあり、すべて実施すべき
- クローラビリティを定期的に確認して、問題ないかチェックしよう
コンテンツ(記事)の質が同じレベルであっても、クローラビリティの差によってGoogleからの評価は全然変わってきます。
今回紹介した5つの改善方法はすべて無料で実施できるので、まだ改善してないという方は、今すぐ実施してくださいね!
今日はここまで。お疲れ様でした。
モノを売るための本質を理解して、消費者にセールスをかける”漆黒のマーケティング”を公開中。
僕は本業でWebマーケティングをしており、そこで培った知識・ノウハウを詰め込みました。